Body Repair & Customize
施工例
【ブリッジ交換】
使いこまれ、パーツに痛みが出始めていたオールドブリッジを、別のトレモロユニットに換装。元穴やキャビティに必要な追加工を施し、新しいユニットを適切な位置に取付け、セットアップ。
チューニングの安定性など機能面はもちろんのこと、サウンドへの影響もとても大きいパーツであるため、大きな変化が期待できるカスタマイズと言えます。
【Schaller Hannesブリッジへの交換】
Schaller社のトップローダータイプのブリッジから、同社のHannesブリッジへのブリッジ交換。
取り付け方法も設定弦高も全く異なるブリッジへの交換作業。元のブリッジの為にボディトップに設けられていた落とし込みキャビティは、ボディのイメージと合わせアルミ板からの削り出しプレートにて補填し、新たにHannesブリッジを取り付けている。
Hannesにとってこの楽器のネックの仕込みはきつすぎた為、ネックポケットも適切な角度に削りなおしている。
(作業の様子を紹介したブログエントリーはこちら)
【ネック仕込みの改善】
弦高やフレットピッチに大きな問題を抱えていたギター。
ネックポケットを延長することで、ネックとブリッジの位置関係を修正し、正確なオクターブピッチを実現。
弦高の補正のための「シム」を使わず、ネックポケット底面にわずかながらの角度をを付けることで、ブリッジ部の適切な弦高を導き出しました。
このような修理作業は楽器の構造に精通している必要があり、ギター設計から行う当工房の得意分野とも言えます。
(作業の様子を紹介したブログエントリーはこちら)
【ピックガード交換】
定番のホワイトカラーピックガードを、ベッコウ柄のものに変更。楽器の印象はがらっと変化します。
カラーの変更はもちろん、シングルコイルからハムバッキングのような、ピックアップ穴の変更、コントロールのカスタマイズやピックガード形状の変更等、様々なご希望に対応出来ます。
ピックガードが付いていないギターへの、新規ピックガードデザイン、製作も可能です。
【Hofner バイオリンベース ピックガード交換】
貴重な50周年記念モデル専用のピックガードを大切に保管するため、普段使いようのピックガードを製作し、交換作業を行いました。元のセルロイド素材ではなく、経年劣化の少ない塩化ビニル材を使用しています。
このピックガードはその固定のために、「釘」を使った個性的な方法を採っており、その再現まで忠実に行っています。
【新規デザインピックガードの製作】
長らくピックガードを外した状態で使用されているという5弦ベースに、新規デザインのピックガードを製作させていただきました。
お持込いただいた時点で元のピックガードは残っていなかったため、各パーツの位置等を正確に測定しながら、新規デザインのピックガード型を製作。その状態でお客様にデザインの御確認をいただいた後、ベッコウ4P柄で製作させていただきました。
ピックガードのデザインやカラーが楽器全体のイメージに及ぼす影響は大きく、愛機のイメージチェンジにもおススメです。
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【お持込ピックガード取付】
Fender Vintage Jazzmasterのピックガードを、お客様お持込のものに交換する作業。
このようなサードパーティパーツはもちろん、たとえ純正交換パーツでも細かい誤差が生じるため、すんなりと交換できることは少ないです。
この個体も位置の合わないネジ穴を6か所程ダボ埋めし、再度下穴を開け直すことで対応しました。