Schaller Hannes

2016年2回目の

店頭メンテナンス&リペア相談会 at すみやグッディ藤枝店は

28日(日)13時スタートです。

どしどしご来店下さい!

 

 

さぁ、今日はマニアック。

もうそのギターもご依頼内容も。

 

前回のブログエントリーの内容とのギャップも凄いですが、

私の仕事は日々そんな感じです。

今回のご依頼内容は、

一言で言ってしまえば「ブリッジの交換」。

 

ところがお預かりしたギターを見てまずビックリ。

なんだかピカピカしてますけど・・・・。

 

聞けばこのギター、

「メッキ屋サンにお願いしてメッキしてもらった」とのこと。

 

もうこれは見積もり前から身構えてしまいます。

 

 

で、このギター、

元はご覧のようなトップローダー式の

ブリッジとテイルピースが一体化したようなブリッジが付いています。

 

弦交換なんかはし易そうですが、

弦長があまり稼げないため張力は弱めで、

ダウンチューニング時なんかはその影響がもろに出ます。

 

 

 

 

今回のギターはボールエンドからブリッジの距離が短い為、

そこを長く取れるブリッジに変更します。

 

 

まずは、ボディトップにあけられているブリッジ下部のザグリ、

こいつを埋めたいのですが、

これだけギラギラのギターに、まさか木を埋めるわけにも行きません。

 

そこで2mm厚のアルミ板を加工し、はめ込むことにしました。

 

 

さらには新旧のブリッジで、

丁度良い弦高が大分異なるので、

ネックの仕込みも変えなければなりません。

ネックポケット底面を削り、

角度を変更しました。

 

画像右上が元のネック角、

下が変更後です。

 

わずかの差に見えますが、

これがブリッジ部分では4~5mmの違いとなります。

 

こんなわずかな角度、

シムを使った方が早いのですが、

そこは私のプライドが許してくれませんでした・・・。

 

 

さぁ、こんな手間をかけてどんなブリッジが付いたのかというと・・・・

こちらはドイツSchaller社のHannesブリッジ。

 

ハネスさんっていう発明家のデザインだそうです。

さすが、しゃれおつですね。

(おしゃれ過ぎて取り付け位置の割り出しに一苦労ですが・・・)

 

このギターにはぴったりです。

 

ボールエンドはボディ裏に固定のタイプなので、

ボディの厚み分弦の張力も増加。

 

 

最近はこういった個性派ブリッジってめっきり減りましたが、

楽器の構造やサウンドに極めて影響の大きい部分ですから、

今後も面白い商品が増えてほしいものです。

 

 

 

あ、このギターは

キャパリソンのデリンジャーです。

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静岡県島田市のギター工房です。
カスタムオーダーギター・ベースの製作、リペアとカスタマイズ、オリジナルエフェクターなどの設計・製作をしています。

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