緊張の染色作業

やっぱり、

カールスルーエ山田君が必要だよなぁ・・・。

と、サッカー日韓戦見て思いました。

あらためて

昨シーズンのブンデスリーガ昇格プレイオフで負けたのが

彼のサッカー人生にとって痛恨な気がしてきました。

2部でもなんとかハリルホジッチさんの目に留まればいいんですが。



さぁ、

どこまでご紹介したか忘れましたが、

オーダーのセットネックモデルは、

重要な局面を迎えております。

このギター、「セットネック」ですから、

ネックとボディを接着します。

今回はいわゆる「ボックスジョイント」というセット方式ですので、

ボディとネックはほぼ最後まで仕上げてから、

いよいよ接着を行いました。

もう取れません。


その後若干の仕上げを行い、

塗装前にご依頼主と、最後のお打合せ。

ネックの感じやカラーリングの打ち合わせを行いました。


塗装前のギターをご覧いただける機会もそれほど多くは無く、

ご依頼主記念撮影(その様子を私は逃さず撮影)。


特に修正点もありませんでしたので、

早速持ち帰り、塗装工程に移ります。

生地着色

当工房の作品としては、

Stellar Customの1号機や、

先日のStrandbergのリフィニッシュでも行った、

カーリーメイプルの染色を、このギターでも行いました。

 

染色しないバインディング部分をとにかく丁寧にマスキング。

その後一気に染め上げます。

今回はブラウン系ですね。

ヘッドトップのカーリーメイプルも同様です。

 

重要なのは、この後の作業。

生地着色研ぎ出し

濃い色で一旦染色し、しっかり木材に色を染み込ませた後、

全体を丁寧に研磨。

そうすることで、染み込み具合の濃淡により、

カーリーメイプルの美しい杢理がハッキリと浮かび上がります。


全体のバランスと、最終的な仕上がりをイメージしながら、

1時間以上かけて研ぎ出し作業を行いました。

画像右はその後、目止めを吹き付けたところです。


これが最初の下地となります。

カーリーメイプルの神秘

お打合せ時のカラーサンプルをご覧になったご依頼主も驚いていましたが、

カーリーメイプルは見る角度によって、

全然杢の見え方が変わります。


上の2枚も左右の画像で、杢の見え方が逆ですね。


実物を眺めていると、

あっという間に時間が過ぎていきますので、

要注意です。


またリペア品も溜まってきましたが、

しばらくはこいつが最優先。

今週中に塗装は全て終える予定です。


お楽しみに♪

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コメント: 4
  • #1

    ミナミ (水曜日, 05 8月 2015 22:04)

    こんにちわ
    いつもブログを楽しく拝見させていただいてます!

    私もギタークラフトの勉強をしている身で、以前に生地着色も挑戦したのですが、ウェスなどで塗ると色ムラになり、研磨の際にはあまり均等に研磨が出来なく仕上がりが汚くなってしまいました。

    そこで、着色、研磨についてコツや使っている工具など差し支えない程度に教えていただけないでしょうか。

    突然の質問で大変失礼とは思いますが何卒宜しくお願い致します。

  • #2

    Y.O.S.吉田 (水曜日, 05 8月 2015 22:40)

    ミナミさんこんばんは。コメントありがとうございます。
    生地着色、難しいです。
    多分作業方法や道具は、私も変わらないと思います。
    ウェスで塗り、研磨は紙やすりとスチールウールです。

    まず大切なのは、
    生地調整をしっかりすること。
    これは基本です。

    着色時は、塗る量で濃さを調節しようとするとムラになります。
    塗料に混ぜるシンナーの量で塗料の濃さをあらかじめしっかり決めておけば、
    あとはしっかりと塗るだけですので、ムラにはなりません。
    どうしてもウェスムラが嫌であれば、ガン吹き染色が良いですよ。

    研磨のムラを出来るだけ少なくするコツは・・・・・・・
    もちろん道具等も少なからず影響しますが、
    そこはいろいろ工夫してみてください。
    私は特に難しいことはしていません。

    それよりも大切なのは
    仕上げたい濃さに対して、
    どの程度濃く着色しておくか。
    ブログの写真等参考にしてみてください。

  • #3

    ミナミ (水曜日, 05 8月 2015 23:32)

    わざわざ返信ありがとうございます!

    生地調の際はスチールウールまで使うのですね。
    スチールウールを使うとなると、手順としてはサンドペーパーで何番かまで研磨して仕上げにスチールウールという流れでしょうか?

  • #4

    Y.O.S.吉田 (木曜日, 06 8月 2015)

    生地調整は一応#600までかけておりますが、
    大切なのは#320程度までです。
    荒いヤスリ傷を残さないことが何よりも重要です。

    スチールウールは生地着色後の研磨で色落としに使っています。
    いつも使うわけではありませんが、
    今回のカーブトップには必須でした。

    私も今でも、毎度工夫しながらやっています。
    なかなかマニュアル通りには行きませんね。
    頑張ってください。

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