複雑に見せない配線

すでに各所でニュースになっていますが、

サッカーJリーグ、

J1昇格をかけたJ2プレイオフ準決勝

我らがジュビロ磐田とモンテディオ山形の1戦が、

信じられない結果となりました。


過去のどんなサッカー漫画家たちも描かなかった

ベタベタで劇的な結末。

まさか、プロサッカーで本当に起こるのですね。


出来事をご存知無い方はこちら⇒ゲキサカ(外部リンクです)



私としてはただただ唖然なんですが、

これまた複雑なのが、

その最後の劇的得点のコーナーキックを蹴った、

山形の石川選手。

藤枝東高校時代から恐ろしい左足の精度を誇り、

ベテランとなった今でも

その左足はJリーグ随一だと思います。


劇的得点を決めた

GKの山岸選手のヘディングシーンで、

山岸選手に競り負けたのは、

岡田隆君。

そう、彼も藤枝東高。


思えば今シーズンのジュビロも、

背番号10の山田君がドイツに旅立ってから

調子は下がる一方でした。

彼も藤枝東高。


そして私も藤枝東高出身、

石川選手の1年先輩です。


サッカーファンとして、ジュビロファンとして、

そりゃまぁ複雑な1日でした。



今日のブログは、

ベースのアクティブサーキット配線をご紹介。

配線作業はセッティングが命
配線作業はセッティングが命

先日製作したプリアンプユニット

コントロール系のアッセンブリに配線していきます。


一般的なギターに比べ、

複雑なワイヤリングです。


さらにUnity Bassのキャビティ設計は

極力無駄なスペースを設けないようにしてあり、

その中ですっきりと配線を収める必要があります。


と言うわけでまずは、

上の写真右側の様な、

配線用の台を準備。

もちろん実際のUnity Bassのキャビティスペースや

位置関係を再現したものです。


楽器もエフェクターも同じですが、

安定してハンダ付けしやすい環境を整えることが、

綺麗な配線作業を行う上で必須です。


準備が整えば、

後はリード線の長さを調節しながら

1本ずつ丁寧に付けていくだけです。

配線完了。そしてドキドキテスト。
配線完了。そしてドキドキテスト。

あまりなじみの無い景色かもしれませんが、

アクティブベースの配線をご覧になったことがある方は、

随分すっきりと感じられるのではないでしょうか?


これだけの本数のリード線が

ほとんど交差することなく配線されているアクティブベースは

中々無いと思います。


そもそもプリアンプのユニットから私が設計したものですので、

当然っちゃあ当然なんですが・・・^^;



右側は配線が完了し、

以前エフェクター製作の記事でも紹介した

基板チェックマシーンを用いて

動作チェックをしているところです。


全く問題無し!

Unity Bassサウンドの心臓部完成
Unity Bassサウンドの心臓部完成

ボディの塗装工程が完了するまで

しばしこのまま保管です。


プリアンプユニットのラベルを良くご覧ください。

配線時に作業する人間が迷わないよう、

それぞれの線の役割を記載してみました。


なかなかどのメーカーもこれをやってくれないです。


私以外のリペアマンも、

きっと喜んでくださるはず。

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カスタムオーダーギター・ベースの製作、リペアとカスタマイズ、オリジナルエフェクターなどの設計・製作をしています。

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