Buckeye Burl Project 最終回 そして・・・・

今日はこのあと、私的にスポーツが大変。

セのクライマックスシリーズ最終戦(願望)に、

プレミアリーグはクロップのデビュー戦。

これは仕事が手に付きませんね:p


Jリーグは

来年J2で静岡ダービーとならないよう願いつつ、

これまでさんざん勿体付けてまいりました

Fodera NYC Empire 5stringsの

バックアイバールカスタマイズプロジェクト、

いよいよ最終回です!

前回塗装入りまでご紹介しましたが、

今日は一気に仕上げの工程。

画像左はクリア乾燥後の水研作業。

右側が仕上げのバフがけポリッシュ後の状態です。


バックアイバールの色味というと、

いわゆる左側のちょっと青っぽいカラーを想像されると思いますが、

バフがけを行って光が透過すると、

ご覧の様に黒々しいカラーリングに。


この手の木材がグロスで仕上げられている光景って

あんまり見ることがありませんね。


今回はこの艶と透明感を出来るだけ持続させるために、

ウレタン仕上げ。

元の凹凸が多いバックアイバールのグロス仕上げは、

技術的にも大満足な仕上がりになりました。



元の作りがしっかりしていますので、

その後の組込作業はいたって順調。

今回のカスタマイズは外見だけでなく、

配線面にも大きく手を加えています。


ピックアップをシングルからハムに変更、

純正のプリアンプから、

当工房オリジナルの3バンドEQプリアンプに載せ替えました。


このハンドメイドプリアンプユニットも、

今後の製品化に向けて少しずつ準備を進めています。


ジャックもトップからサイドに移動、

バッテリーボックスも増設することで

元のキャビティを最大限生かしてコントロールを再配置しました。


そうして完成したのが・・・・

もう言葉を失う存在感。

バックアイバールを使用した楽器は数あれど、

やはりこの個体は

その中でもトップグレードであると思います。


え?

もっと全体を見せろって?


良いでしょう。


ご覧になりたい方は、

11月28日、29日の

菊川ハンドメイドギターショーへお越しください!

是非その素晴らしさを

直接ご覧いただきたいと思います。


写真じゃあその魅力の半分も伝わりません。

今日は最後の調整を行い、

明日ご依頼主に納品です。


ご満足いただければ良いのですが・・・(自信アリ)

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静岡県島田市のギター工房です。
カスタムオーダーギター・ベースの製作、リペアとカスタマイズ、オリジナルエフェクターなどの設計・製作をしています。

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