迷い無きコントロール

今月の店頭リペア相談会は

明日22日土曜日です。

土曜日開催は1年振りでしょうか。

もちろん場所はすみやグッディ藤枝店。

13時スタートです。

お気軽にご来店下さい^^


腰も大分良くなりました。

御心配おかけいたしました。


と書いていて思い出しましたが、

ギックリ腰で寝込んでいる間、

まぁヒマでしたので、

サッカー動画ばっかり見ていました。

それこそ有名選手のスーパープレイ集みたいの

YouTubeで探すとスゴイ数出てくるのですが、

見ていてようやく気付いたのですよ、

私がギャレス・ベイルがどうにも好きになれない理由。


あのゴール後のパフォーマンスが嫌。

(つまりはディ・マリアも嫌)


私が好きなのは、アレクシス・サンチェスみたいなやつです。



さぁ、

腰やらベイルやらの鬱憤は

配線で晴らしましょう。

すっかり作業中断していたカーブトップギターは、

配線作業を先に進めました。


まずはキャビティにしっかりとノイズの対策を。

その後配線前に一度、各パーツを取り付けてみます。


いろいろ凝った作りにしましたので、

木工時にも確認はしていましたが、

その上に塗膜が乗っていますので、

あらためて取り付けや動作に問題が無いか確認をします。


レバースイッチ部分は特にカッコよく決まりました。

作動部の落とし込みはもちろん、ビスも綺麗に埋まっています。


続いて配線作業に移ります。

結論から言うと、

過去私が手がけた配線で、3本の指に入るほど高い難易度でした。


というのもこのギターの配線、

このコンパクトなキャビティに、以下の要素が全てつまっています。


・5wayピックアップセレクター

・マスターボリューム(スムーステーパー配線)

・マスタートーン

・リアP.U.ダイレクトスイッチ

・フロントP.U.タップスイッチ

・リアP.U.タップスイッチ

・EMG SPCコントロール

・EMG SPCコントロールオンオフスイッチ


SPCコントロールはポットと一体型で販売されていますが、

今回は一度そのユニットを解体。

スイッチ付きポットに基板を挿げ替えるという

荒業も使っています。


ただでさえ複雑な配線ですが、

これをピックガード上ではなく、

ボディ裏キャビティ内に設置しなければなりません。


信号の行き来を意識しながら

丁寧にワイヤリングするのは当然ですが、

今後可能性として考えられる

ピックアップ交換作業やパーツ交換作業のことまで考えながら

相当な時間を掛けて作業を行いました。


その後アンプに接続し動作チェック。

問題なく完了し、ホッとしました。

いつもの通り、

そろそろ全貌は見せない時期に入ってきましたが、

今回のギターの配線部分はこんな感じの外見です。


24フレット仕様ですが、

3つのピックアップの間隔が寸詰まりにならないよう

設計に工夫を凝らしました。

パッと見24Fギターに見えませんね。大成功。


ブラウン系のボディにブラック系で統一したパーツ類。

その中でゼブラカラーのピックアップが1つアクセントになっています。



今回のギター、

ご依頼主とは相当な時間のお打合せをさせていただいておりますが、

実は最もあっさり決まったのはこの配線部分。


演奏を生業とされている方ですので、

自分の仕事上必要なサウンドやコントロールがハッキリしていて、

この複雑な配線をスラスラと語るその様子には

とても驚きました。


複雑に見えますが、

いろいろ考えられていて

とても実用的、且つ幅広い音作りが可能です。


こういった配線は、

私のような技術屋は普段考えないものですので、

大変勉強になりました。



と、配線作業が想像以上に順調に行ったので、

記事が随分と長くなってしまいました。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

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静岡県島田市のギター工房です。
カスタムオーダーギター・ベースの製作、リペアとカスタマイズ、オリジナルエフェクターなどの設計・製作をしています。

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