ハイエンドなネック

きくがわ楽器オープンから1か月半。

なんとTV局の取材を受けることになったようです。

撮影は今週末。


私も確信犯で見切れる予定です。


もちろん放送は静岡ローカル。

また放送日決まりましたら、

ご案内させていただきます。



このところ1番の仕事となっています、

1Pコアモデル。

納品日も決まり、作業も佳境です。


ボディの1Pコアももちろんすごいんですが、

ネックも負けず劣らずのハイスペック。


仕上げ作業を見てみましょう。

ハカランダ×サーモメイプル×カーリーコア×ステンレスフレット

塗装が終わったネック、

まずは指板周りを仕上げていきます。


指板面にわずかながら残る塗料を処理し、

フレットエッジと指板角の面取りを施します。


とても時間がかかる作業ですが、

手抜きは許されない部分です。



このあたりが処理不足なギターだけでなく、

最近は正直「丸め過ぎ」「削り過ぎ」なものを見かけることが多くなりました。


もちろんバリが残っているようなものは論外ですが、

今後のリフレット作業の妨げをしてしまうような加工も論外です。

将来的に、大きいサイズのフレットに変更される可能性もあるのですから。


その後、フレットのすり合わせ作業です。

もちろん大切な作業ではありますが、

フレット打ち前後の作業をきっちり行えていれば、

この時点のすり合わせで苦労することは殆どありません。


今回はコンパウンドラディアス指板であることもあり、

さらっと頂点を揃え、磨き上げて終了です。



フレット周りが仕上がりましたので、

それに合わせ、ナットの加工に移ります。

Black TUSQ ナット

今回は黒色のナット「BLACK TUSQ」を使います。

昔は「TREM NUT」という名前でしたね。

言ってしまえばプラスチックですが、

非常に弦との摩擦が少ない特殊な素材で、

特にトレモロ付のギターなんかに向いています。


ナットって、

なんだか出来上がっている奴をペタッと貼っているような

イメージをお持ちの方がいらっしゃるようですが、

それは廉価な大量生産品のお話でして、

基本的にはご覧の様に、1つ1つのネックに合わせての

削り出し作業です。


この段階では9割仕上げ。

残りは弦を張ってからの微調整作業です。



ナットが付いたら、

いよいよペグを取り付けます。

GOTOH 510 MG-T X-Gold

この高級感がほとばしる、普通じゃないペグ、

日本が世界に誇るパーツメーカー「GOTOH」の最高級ペグです。


GOTOHはペグだけでなく、ブリッジなんかも作りますが、

それらの最高級ラインナップは全て「510」という型番が付きます。

なぜ510かは、まぁ皆さんすぐに察するであろうところでして・・・。


ともかくこの510シリーズ、

Made In Japanらしい精巧な作りで、

その機能性は海外メーカーの追随を許しません。


今回はそのGOTOH510の最新タイプ、

「マグナムロックトラッド」と言う製品をお取り寄せ。

お上品な金色の「エクストラゴールド」という仕上げがされています。

通常の金メッキもののような腐食がほとんど起こらないという、

GOTOH独自の技術です。



サテンに仕上げられたネックやロゴに良く似合いますね。

Luminlay φ2.5 blue

他スペックがすごすぎて

触れるのを忘れてましたが、

サイドポジションには視認性抜群のLuminlayを搭載。


いわゆる蓄光素材ですが、

少し部屋を暗くしただけで、すぐに画像の様に光り始めます。

相変わらずすごいなぁ。



ということで今回のネックをまとめてみると、

・本柾目サーモメイプルネック

・ブラジリアンローズ指板

・カーリーコアのヘッド装飾

・ステンレスフレット

・GOTOH510MG-Tペグ

・BLACK TUSQナット

・黒蝶貝ポジションマーク

・Luminlayサイドポジション

・サイドトラスロッドアジャスター

・カーボンロッドインストール


こんなに特筆事項が出来てしまう、

ハイスペックネックになりました。


こりゃ既製品にはなかなかありませんぜ。

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