Tom Anderson風ワイヤリング

おかげさまで

エフェクターワークショップVol.1は

お申込みが定員に達しました。


今回が好評なようでしたら、

今後2か月に一回くらいのペースで

やってみたいなぁと思っています。


今後の展開にもご期待下さい。



さて今日のブログは、

先日手がけました、

カスタムワイヤリングをご紹介。

今回のご依頼内容は、

ピックガード含むすべてのサーキットアッセンブリーの交換です。

元のピックガードは取り外してそのまま保管します。


早速ピックガードを作り直し、

お客様のご希望位置通りにスイッチ等を取り付けました。


新しい配線の大きな特徴が

4個も付けられたトグルスイッチ。


Tom Andersonの1部のモデルに

同様のワイヤリングがされていますね。


これだけスイッチが多いと、

端子の数もリード線の本数も

凄いことになります。

つまりは腕の見せ所。


今回はこんな感じで配線完了しました。

Tom Anderson風ワイヤリング

毎日こればかりだと疲れますが、

たまにマニアックな配線作業をしたくなります。

今回もとても楽しく作業させていただきました。


表から見ると、写真右のような感じです。

一般的なトグルスイッチは、

6角形のナットで止められていることが多いですが、

今回はわざわざ写真のようなナットを別で用意し、取り付けました。


これだけでとても洗練されたイメージになりますね。

(Tom Andersonを真似ただけですけど・・・)


その後、組込み、セットアップして作業は完了です。

新たなコントロールを簡単に解説してみます。


3つ並んでいるスイッチが、

各ピックアップ用の切り替えスイッチ。

シリーズ ⇔ オフ ⇔ タップと切り替えることが出来ます。


一番ネック側に付いているスイッチを切り替えると、

3つのスイッチがどのような状態であれ、

リアP.U.のシリーズ配線に切り替わります。


つまりは

リアP.U.のシリーズサウンド ⇔ 3つのスイッチによるプリセットサウンド

このような感じです。


リアP.U.を使うことが多い、

でもいろんなP.U.を組み合わせた音も出してみたい、

そんな方にはお勧めの配線です。



何よりも、

沢山のスイッチが並んでいるこの景色に、

世の中の男子勢はいちころなはず。


カチカチしたい欲求を抑えるのは至難の業ですよ。

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静岡県島田市のギター工房です。
カスタムオーダーギター・ベースの製作、リペアとカスタマイズ、オリジナルエフェクターなどの設計・製作をしています。

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