美し過ぎるヘッド割れ

ブログの更新間隔が

徐々に開いてますね。


理由は至極単純。

花粉が1日の体力をごっそりそぎ落とし、

娘の寝かし付けと共に寝落ち。

そのルーティンが確率されて困ってます。



そんな中工房に持ち込まれたのは、

衝撃のジャズベース。

ここまで綺麗に割れたもの、

始めてみました。


その瞬間のご依頼主の衝撃たるや

心中お察しします。


こういった、通常では起こらない割れは

弦の張力が悪さをしている場合が多いです。

衝撃が加わった瞬間、

弦がそれをさらに引っ張り割れてしまう。

そんなことがあります。


エレキと言えども、

輸送中や移動中は、弦を多少緩めておきましょう。



パーツを全て取り外し、

まずは割れ面の確認をします。

画像中央のように最初は隙間が見えましたが、

ここまで綺麗に割れてくれていると(失礼)作業はしやすく、

邪魔をしているササクレ等を丹念に取り除き、

両側がピタッと合うところまで持っていけました。


今後のこの楽器の運命を決定付ける接着作業は

ご覧の通りです。

割れ面にしっかりと力がかかるよう、

専用の当て板を製作し、

クランプ8本で締め上げます。

接着作業はとてもうまく行きましたが、

今後の再発を防ぐために、

ハードメイプル材の補強を2か所に入れました。


今回は塗装の修復は行いませんので、

その後再び弦を張り、

しばらく様子を見て作業完了です。


以前も書きましたが、

こういった割れの修理は、

割れてから対処するまでの時間が大事です。


時間が経ってしまうと

割れ面両側が変形し、

接着強度がどんどん低下します。


すぐにお近くのリペアショップにご相談下さいますよう

よろしくお願いいたします。

1 日本国内への配送に適用されます。その他の国についてはこちらをご参照ください
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静岡県島田市のギター工房です。
カスタムオーダーギター・ベースの製作、リペアとカスタマイズ、オリジナルエフェクターなどの設計・製作をしています。

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