フレット交換の例外

トップページTopicsにも掲載させていただきましたが、

2/28~3/3をお休みとさせていただきます。

よろしくお願いいたします。



このブログでも

何度かフレット交換についてご紹介していますが、

今日はその例外的パターンを一つご紹介です。

今回はこの、貫禄だらけのテレキャスター。

フレットが全体的に摩耗しており、

ピッチが大分不安定です。

相談の結果、フレット交換をすることに。


通常フレット交換は、

古いフレットを抜いた後に、

指板の研磨をし、ネックの歪み等を修正します。

それから新しいフレットを打ち込むことで、

ただフレットが新しくなるだけでなく、

ネックの経年変化等の不具合も解消されるわけです。


むしろフレット自体に問題が無くても、

反り等を矯正するために、

リフレットを選択することもあります。



メイプル指板もリフレットの作業は同様で、

結果どうしても指板面の塗装がはがれてしまいますので、

フレット交換後、指板の塗装も併せて行います。


ところが今回のネック、

ご覧の風格です。

指板だけピカピカになったら変ですね。


再塗装して、指板面だけレリック加工とも考えましたが、

指板の状態がそれほど悪くなかったため、

研磨作業は行わないという選択をしました。


ご依頼主のご希望で、汚れのみ除去。


指板を研磨出来ない分、

元より高さのあるフレットを使用し、

しっかりすり合わせをすることで、

ネックの歪みに対応しました。

フレットの高さが変わりましたので、

それに合わせてナットも新調。

こちらも真っ白だと変なので、

オイル漬けのボーンナットを使用しました。


ご依頼主はこのギターを

新品からこの状態まで弾き込まれているそう。


そんな関係、うらやましい限りです。



ピッチの不安定さもすっかり解消され、

弾き心地は若々しくなりました。

お手伝い出来て良かったです。

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