Custom Telecaster Thinline完成!

個人様オーダーの

テレキャスターシンラインタイプギターは

無事完成を迎えました。


その最終工程をご紹介です。

焦らず慎重に・・・
焦らず慎重に・・・

そもそもシンプルな構造であるテレキャスタータイプは

組込作業もシンプルです。


ボディの組込作業で最も胃がキリキリするのは、

ボディ裏のストリングブッシュ穴開け。

周囲の綺麗な塗膜にダメージが出ないよう、

慎重に作業を進めます。

そもそも6つの穴を

同一線上に等間隔で開ける行為は、

まさに作業の精確性を問われるものであり、

限界まで集中力を振り絞ります。


配線も、これまでの作品の中では

最もシンプルですね。

シンプルであるがゆえに、

美しく見せるのがとても難しいんですが・・・。


今回のコンデンサーは、

ピンク色のかわいらしいものをチョイス。

オーナー様の雰囲気にぴったりです。

その容量はかなり控えめな0.015uF。

実用的な範囲にトーンの効きを抑えています。



この後はいよいよ弦を張り、

全体を少しずつセットアップしていくのですが、

今回はこの作業がいつになくスムーズでした。


なんて聞き分けのいい子でしょう。


その美しい姿をご覧ください。

Custom Telecaster Thinline
Custom Telecaster Thinline

ナチュラルフィニッシュに

ホワイトパールピックガードと

シルバーメッキパーツが映える

シンプルで綺麗なギターとなりました。


バーズアイメイプルが圧倒的な存在感を放つネックには

カーボンロッド、ステンレスフレットを採用し、

伝統の握り心地と

モダンな技術を共存させています。



Fホールが印象的なセミホロウボディは

外見は出来るだけオリジナルに忠実な作りとしました。

一方でオリジナル機の大きな弱点である、

レンジの狭さや、サスティンの短さを改良するために、

内部構造に工夫を施しています。


ピックアップはLindy FralinのP-92を採用。

Fender社のワイドレンジハムバッカーを彷彿とさせる外見ですが、

中身はシングルコイル構造となっており、

Gibson社のP-90を

Fender社風にアレンジしたようなサウンドが特徴です。


ピックアップのサイズは従来のハムバッキングP.U.と同様ですので、

仮にピックアップを変更する場合も、

その選択肢はとても広くなっています。


オリジナルシンラインは

コントロールの位置がとても使いづらいため、

今回はストラトキャスター風な位置に変更。

その分キャビティにも余裕が生まれ、

後の拡張性も高くなっています。



こうして完成したそのサウンドは、

テレキャスターシンラインっぽさは残しつつも、

その使いにくさを劇的に改善させた

実用的なものとなりました。


そもそもハイエンドとは無縁の楽器を

あえてハイエンドなスペックと技術で再現するという

難しいテーマだったこの製作。


その中で私が心掛けたのは、

変に奇をてらうことはせず、

自分の持てる技術を信じて素直に作ること。


その結果完成したギターは、

本家の偉大さに負けない、

Y.O.S.臭満載、唯一無二の作品となりました。



詳細はまた後日、

ウェブサイトコンテンツにアップしたいと思いますので、

お楽しみに!

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静岡県島田市のギター工房です。
カスタムオーダーギター・ベースの製作、リペアとカスタマイズ、オリジナルエフェクターなどの設計・製作をしています。

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