個性的過ぎるネック

21日と22日は

東京ビッグサイトで行われる

楽器フェア2014見学のため、

工房は休業とさせていただきます。


久しぶりの東京、

緊張しますね。

3月まで住んでたなんて

信じられません。


8ヶ月振りに

Suicaでピッとしちゃいましょう。

今日寝れるかなぁ。



そんな今日のブログは

オーダーギターの

超個性的なネックのご紹介。

ハカランダ指板のカーリーメイプルネック
ハカランダ指板のカーリーメイプルネック

綺麗なネックですね。

指板はもうお約束の

ブラジリアンローズウッド。

板目混じりのダークな個体で、

60'sフェンダー臭がむんむんです。


ネックはいつものバーズアイではなく、

正当派のカーリーメイプル。

長いこと1枚だけストックしていましたが

ついにお嫁にもらっていただきました。



カーリーメイプルネック、

ご存知の方も多いかもしれませんが、

プレーンなネックに比べると、

確率的に狂いやすいと言われます。


私もその可能性は重々承知しておりますが、

今回のお客様には

自信をもっておすすめさせていただきました。

なぜかと言うと・・・

左:オーダーネック  右:F社の最近のネック
左:オーダーネック  右:F社の最近のネック

写真左は今回のネックを横から見たところ。

右は最近のフェンダー社のネックの同じ部分です。


わかりますでしょうか。

厚み、全然違いますね!


1F付近で計測すると、

4mm以上も厚いんです。


このネックはストラトタイプのオーダーギターなのですが、

なによりもお客様の一番のコダワリが、

この極太ネック。

現在の市販品ではまずありません。


当然ですが、

ネックは太ければ太い程

弦の張力には強くなります。

自然の狂いの可能性はもちろんありますが、

カーボンロッドもしっかりとインストール。


実際加工中も、

全くと言っていい程いやな動きをしません。

良いネックになってくれるでしょう。

ワイルドネック
ワイルドネック

ハカランダ指板にクレイドットポジションという

オールドフェンダーライクな渋い指板なんですが、

なんだか違和感が・・・

フレット、大きいですね!

ステンレスのジャンボフレットでございます。


ネック重量は640g。平均的なネックより、100g近く重い!



こんなネック、弾きにくいと想像される方も多いと思います。


ただ個人的な意見としては、

ネックの太さと弾きやすさは、

完全にとは言いませんが、別物です。


グリップの厚みが厚くても、

それに合わせて形を工夫し、

さらにフレットサイズ、指板のR、

フレットエッジの角度や処理、指板角の面取り、

指板サイドの丸めこみ具合等まで、

全てが自然につながるようにネックを削り込むと、

不思議とどんなネックも違和感のない、

手に馴染むネックとなります。


人間の手の感覚はとても敏感で、

ネックの中に「違和感」が少しでも出てきてしまうと、

弾きにくいと感じてしまうんですね。

ネックの仕上げは、その違和感との戦いです。


ハンドメイドの良いところは、

ネックの成型もただ型通り削るのではなく、

お客様の好みや演奏スタイル等に合わせて、

じっくりと1本1本仕上げることが出来ます。



今回のこのネックもこの後、

お客様にご来店いただき、感触を確かめていただきながら

その場で仕上げさせていただく予定です。


ネックが良ければ、

間違いなくそのギターは良いギターです。

そのためにY.O.S.ギター工房は

他のどの部分よりも時間をかけて、

仕上げをおこなっています。


是非そんなこだわりのネック、

一度触ってみてください。

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カスタムオーダーギター・ベースの製作、リペアとカスタマイズ、オリジナルエフェクターなどの設計・製作をしています。

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