3年振りですね

ここ数日はウェブサイトの更新に時間を費やし、

ブログ更新が滞っておりました。

今日は「ブログ、毎回楽しみに見てます!」

っていうありがたいお言葉を

お二方から違った場でお声かけいただき、

こりゃネタ切れでも更新せねば、

というわけです。


すでにご覧いただいた方もいらっしゃるかと思いますが、

GUITARS & BASSESコンテンツを大幅に更新しています。

是非ご覧ください!



今週末は、数年に一度の

楽器業界のビッグイベント、

楽器フェア2014がありますね。

今回は3年振りでしょうか。


この業界に飛び込んで以来

これまでの楽器フェアは出展者側でしたので、

外から見る楽器フェアがとても楽しみです。


私は21日にお邪魔する予定です。

会場でお会いする方々、

よろしくお願いしま~す^o^/



今日のブログは近況報告。

ヘッドレスベース木工終盤です。
ヘッドレスベース木工終盤です。

セミオーダーモデルUnity Bassの1号機製作は

木工加工が全て完了しました。


いつもでしたらすぐ塗装に入れるのですが、

今回はプロトタイプからブリッジを変更していることもあり、

仮組みをして、寸法や整合性をチェックします。

場合によっては弦まで張ることもありますが、

今回はこの状態で問題が無いことが確認できましたので、

塗装の下準備に移ります。


右のプロトは着色無しのナチュラルにしましたが、

今回は少し色を付け、より深い表現を目指します。


お楽しみに~。




それからぽつぽつと、

新しい材も入りました。


その中でも

珍しいもの2点をご紹介。

地味な2枚の木ですが・・・
地味な2枚の木ですが・・・

派手材の紹介が多い私にしては、

極めて地味ですね。


左はアルダー材です。

右は指板用の、黒い木。

黒い木と言えば、エボニー?


いえいえ、それじゃあ紹介しても面白くありません。

ビッグサイズのアルダー1P材とブラックハカランダです。
ビッグサイズのアルダー1P材とブラックハカランダです。

左のアルダー材、

実はこんな巨大サイズ。ジャズベースが余裕で取れる1P材です。

正直アルダーは、

それほど材のグレードに差が無く、

木目も地味ですので、

1P材の需要はそんなにありません。

でも存在自体が珍しいので、入れてみました^^;


需要が少ない分流通も少ないので、

実は1Pアッシュより全然レアです。

これをあえて木目が見えない塗装で仕上げるのが

乙かもしれません。



そして黒い指板材、

エボニーでもブラックウッドでもなく、

そうなんです。

ブラジリアンローズウッドです!


ブラジリアンローズのカラーは

薄いものでレンガ位のものから、

濃いもので今回の黒いものまで、

実はかなりの差があります。


通常は写真左側の材の様に、

黒や茶色が複雑な杢を描くのが、

ブラジリアンローズらしいのですが

今回の個体は「ブラックハカランダ」と呼ばれる、

ほぼ真っ黒材。


実はこのブラックタイプ、

数年前まではオーダーすれば取れたのですが、

ここ1年市場から姿を消しました。


今回久しぶりになかなかの良材を見つけましたので、

1点ストックしてみました。



このように、

木材の仕入れはまさに一期一会で、

一度チャンスを逃すと次は相当出会えないものもあります。


とか思ってると、

ストック材がどんどん増えていく仕組みになってるようです。

困ったものですが、やめられませんね。

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静岡県島田市のギター工房です。
カスタムオーダーギター・ベースの製作、リペアとカスタマイズ、オリジナルエフェクターなどの設計・製作をしています。

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